SEO 見える・可視化された、これからの検索エンジン最適化は 「コンテンツSEO」
♦進化・変化してゆくアルコリズムと人工知能
一部の評論家や社会学者は、「近い将来人工知能(AI)が人間を凌駕するときがくる」と言っております。
真意の程はわかりませんが、わたくしの生息する現場でもカスタマーセンターを人ではなく、AIに運営させようと考えている者もおります。
それだけAIの性能向上と、期待値は上がっているのは紛れもない事実でございます。
もちろんグーグル社のAIも日々進化・変化しております。
一日に2回位、アルコリズムの変更が行われていると発言している者もおります。
先日のキュレーションサイトの、不正・不祥事が行われた事を受けて、グーグルが異例のアルコリズムの変更を発表いたしました。
過去なかった事、異例中の異例です。
日本語検索の品質向上にむけて
2017年2月3日金曜日
Google は、世界中のユーザーにとって検索をより便利なものにするため、検索ランキングのアルゴリズムを日々改良しています。
もちろん日本語検索もその例外ではありません。 その一環として、今週、ウェブサイトの品質の評価方法に改善を加えました。
今回のアップデートにより、ユーザーに有用で信頼できる情報を提供することよりも、検索結果のより上位に自ページを表示させることに主眼を置く、品質の低いサイトの順位が下がります。
その結果、オリジナルで有用なコンテンツを持つ高品質なサイトが、より上位に表示されるようになります。
今回の変更は、日本語検索で表示される低品質なサイトへの対策を意図しています。このような改善が、有用で信頼できるコンテンツをユーザーに提供する皆さんを、正当に評価するウェブのエコシステム作りの助けとなることを期待しています。 この変更で、Google が認識する日本語検索の問題すべてを解決できるとは考えていません。検索品質向上のために、継続的にサイトの品質評価アルゴリズムのさらなる改善を行って参ります。Posted by Shin Natori, Software Engineer
不正・不祥事とは
大手IT企業・DeNAが12月7日に記者会見を開き、運営していた10のまとめサイト休止と、不正確な医療記事・記事盗用などについて謝罪した。
会見の中でDeNA代表取締役社長兼CEOの守安功氏は、記事内容に問題があったこと、他サイトからの記事の不適切な引用があったことを認めて謝罪している。きっかけとなったのは、医療系サイト・WELQの内容だった。
10月末に「死にたい」というキーワードでGoogle検索すると、WELQの広告掲載記事がトップに表示されていることが問題になった。
記事は転職サイトの広告に誘導するものであり、「死にたい」というキーワードで検索上位に表示されるようにページが作られていた。引用・出典: 読売新聞(YOMIURI ONLINE)>>
目立ってなんぼ・稼いでなんぼのWeb関連企業の極端な悪いSEOです。
大企業、良識のある人間が行う事ではない、恥ずべき行為と存じます。
♦SEOも変化・進化、いや 原点回帰
わたくしがWebサイト制作のために初めて使用したパソコンが、Windows 98。
この頃の一部の者のSEO手法は、「キーワード」と「外部リンク」の構築でした。
極端な悪い例ですが、背景色とテキストを同色にして、ページにこれでもか!!!と見えない記載をいたしたり。
関係者・仲間ページの制作、「リンクページ」を充実させるという事でした。
しかし、2017年に上記の事を行ったら、即ペナルティーをプレゼントされ村八分のノーインデックスサイトとなるのは、想像に難しくありません。
しかし、現在は
今回のアップデートにより、ユーザーに有用で信頼できる情報を提供することよりも、検索結果のより上位に自ページを表示させることに主眼を置く、品質の低いサイトの順位が下がります。
その結果、オリジナルで有用なコンテンツを持つ高品質なサイトが、より上位に表示されるようになります。
とあります。
ラフに解釈すると「ふざけた事したら、許さんぞ !! 絶対上位インデックスなんかさせねえ!!!」ってとこでしょうね。
当たり前と言えば当たり前のことを、言わなくてはならないこの世の中。
大人になりきれないのか、儲かれば・潤えば良い ♪と思っている輩が多いせいなのか、それとも「自己責任・信じる人間が悪い、情報を取捨選択できない貴様が悪い !」という心根なのだろうか、真に残念で悲しい世の中の人の営みと言ったら良いのだろうか、悪い個人主義の蔓延なのかな。
話しを戻しますと、やはり「良質のコンテンツ」という事なのでしょうね。
ただ、この「良質のコンテンツ」という抽象的な言葉を理解・本意を知らなければ始まりませんね。
良質なコンテンツ=有益となるのでしょう。
では、誰にとっての有益 ?となります。
そこが、それをきちんと理解することが、成熟した社会人であり大人とも言えるのかもしれませんね。
これからのSEOいや、コンテンツマーケティングの進むべき道は、そこなのでしょうね。