アドワーズで現実とキーワードを確認しよう !! ~SEO 行うその前に~
マーケティングいや、商売をしかける側と、検索するお客様が現実に打ち込むキーワードにはズレが発生する。
そのずれを確認・修正するためにも、グーグルアドワーズは有効だよ ♪。
私の同僚・ライバル、いや人生の・商売の先輩がこのたび○縄でダイビングショップをオープンいたしました。
本業を成功し、お金もそこそこ残したと思われる彼。
60を過ぎてもジムに通い、体脂肪の少ない身体を手に入れ、新しいジャンルに挑戦。
60も過ぎたオジサンなら、御髪を薄くし、でっぷりした腹をしていてもおかしくない。
また、チャリンコ転がしスーパーで特価品を買っている哀愁漂うオジサンもいる。
しかし、彼はもう一発行くという。
わたくし自身、独立・開業して26年が経つが、彼を見て男としても、経営者としても、リスペクトする。
「人生とはチャレンジでもあり、これで良いという事はないんだ」と、再認識する。
男は黙って”サッポロビール”とも思える。
そこで、Webサイトの制作はもちろんだが、広告・インターネットでの広告である「グーグルアドワーズ」の設定・運用・データ解析も頼まれた。
アドワーズはめんどくさいので断りたかったが、これも渡世の義理。
またおこずかい程度だが、諭吉様も頂いた。
めんどくさいけど、久しぶりにグーグルアドワーズに電話したよ。
オープン広告なので、よろしく ♪と申し入れた。
「コンテンツマーケティング・コンテンツSEO」で勝負したいと彼は言う。
「キーワードはどういたします?」と尋ねたら、彼は言った。
「○覇 ダイビング」と。
やばい、いやマズイ、いやいやピントがずれている。
完全にオジサンをこじらせている。
普通「○縄 ダイビング」もしくは、「○縄 ダイビングショップ」ではないかと指摘した。
彼はわかったような、わかっていないような気配と言語を放った。
いや、完全にわかっていないようだ。
そこで、実験、いや、彼に現実を理解して頂き、お稼ぎいただけるために
「オープン記念にインターネット広告をやってみて、現実に見込み客がどんなキーワードで検索をかけて、どの位のコンバージョン(成功・成約率)があるのか」、身をもって知ってもらうため、と提案した。
「では、頼む」とあいなった。
「だけど設定めんどくさいんだよな」と心の中ツイートした。
さあ、そこでキーワードの設定
通常SEOをかける時、ダイビングショップもしくは、ダイビングが先に来て、地名である「○縄」が後にくる。
しかし、ベリーフェイマスな「○縄」というワード。
「○縄」という言葉自体がブランドであり、キーワードである。
よって、通常の逆である「○縄 ダイビング」を筆頭にキーワードを作成した。
グーグルで検索して表示件数のチェックとキーワードプランナーでクリック単価をリサーチして、30数個キーワードを彼に提示し、10数個に絞りこんで頂いた。
「○覇 ダイビング」がまた入っていた。
「○覇 ダイビングショップ」ではないのか?
グーグルアナリティクス及びサーチコンソールは、毎日何度も何年も見続けているので、立て板に水の如しなのだが、アドワーズの設定は、めまいと吐き気を覚える。
まずタブの多さ、いやクリック・クリックで進んで行く。
慣れれば問題ないのだが、ただ、ただ、めんどくさい。
また、設定してもグーグル様の承認を頂かなければならない。
24時間待つ場合もあるそうだ・・・。
しかし、実際は数分で済んだ。
♥めんどくさいところは、グーグルアドワーズのお姉様にコール
前回は、ザ・理科女と思われる滑舌の良い・IQの高そうな女性がサポートしてくれた。
今回はまだ社会に出たての、お育ちの良さそうな、ソフトな女性であった。
どちらに対しても言える事だが、グーグルアドワーズの女性は話しが早い。
わたくしも一応インターネットという世界で細々と飯を食っている身。
質問をするのにも、「このような解釈と思うのだが、いかがですか」とカッコつける。
「おっしゃる通りでございます」か、「いえ、それは違います」とすぐスッパリ返答がくる。
面倒くさい聞き方をするオジサン相手に気持ちの良い返答。
「オッケー! グーグル ♪」と叫びたくなる。
設定が完了、セブンイレブンでお金を払いこんだら、いざ出陣。
先輩に振込みナンバーを送信して時を待つ。
数十分後、彼から電話があった。
「○縄にセブンイレブンがない」との事。
「マジすか ポリス」とおどけてみた。
あわててグーグルのお姉様にコールし、払いこみ変更の設定ページを教えて頂いた。
今度は「オーケー!グーグル」と言ってみた。
ウケた。
情けなのであろうが、嬉しい。
客の立場は良いものだ ♪。
キーワードのクリック率・数・人気ランキングがわかる
リアルタイムではないが※数時間のタイムラグで、コントロールパネルみたいな「ホーム」というページで”現実”を確認できる。
キーワードとコンバージョンは秘密♥
アドワーズの「キーワード」というタブをクリックして、候補のキーワード10数個を登録する。
そうすると、向かって左の「キーワード」の横にクリック数が表示されます。
これで先輩も一目瞭然・百聞は一見に如かず、ってとこですね。
毎日、シコシコと彼の端末にデータを送信したよ。
絶対見てないと思うが・・・ おこずかい頂いたのでさ。
データチェックいたしましょう ♪
①は、クリック率
これは、表示されて見込み客がクリックした回数。
業種によって多い・少ないの数値があるので、一喜一憂するのはナンセンス。
グーグルアドワーズさんの持っている業種別・平均クリック率をはるかに超える数値をだした場合は、“同業者が多数見ている” という仮説も立つからね。
②はクリック単価・ワンクリックの値段
キーワードプランナーで下調べした段階では、「○縄 ○○○○○」が、ワンクリック500円アップの値段だったので、350円位はかかると想定していたが、安く済んでびっくり。
キーワードによって、エブリデイ・エニタイム、価格が変動するので慣れてないと、良い意味でも・悪い意味でも予測が難しいね。
しかし、アドワーズはお利口さん ♪ 最適化作業をしていないのに、日に日にクリック単価が下がる。
人口知能は恐るべし。
一日の使う金額(上限額指定)と、クリック単価の上限リミットを設定するのだけど、少ないとほとんど掲載されないね。
「金しだい」って事だね、いや「最適化しだいだね」
③はコンバージョン率・成約率を計測するための “タグ”
これは、アナリティクスを始める時にUA-なんちゃらかんチャラってタグをWordPressに仕込むよね。
あんな感じだね。
解析マニアやそこそこ人数のいる企業なら必要だけど、個人や小規模企業の場合はいらないよね。
契約して頂き口座にに入金されたら、それで一目瞭然だからね。
思い入れのあるページ・見てもらいたいページに貼るっていうのも、アリだよね。
もうひとつすること
アドワーズに広告掲載期間中=キャンペーン中は、必ずアナリティクスでデータ見ると良いよ。
特に、行動→概要 をみると、どのページをどれだけ見ているか一発でわかる。
例えば、ダイビングで検索されている・慶良間 ○○とかで検索されているのに、求人ページばかり見られている、なんて場合は同業者のチェックとも考えられるからね。
メインコンテンツのページより、はるかに求人ページのアクセスが多い場合は、ムムムだよ。
まとめ
SEOを行う場合は、まずアドワーズで現実を認識する !!。
きちんとデータがでるので、それを指針にする !!。
そしてグーグルアドワーズの最適化をする。
これがベストかもしれません。
但し、データとるだけと割り切るなら、ワンクリック単価100円で100クリックで諭吉様1枚。
一万円で市場調査ができ、SEOキーワードがハッキリするなら、安いもんだよね。
そして、グーグルアドワーズの最適化後、アドワーズ用にランディングページ作るなり、費用捻出できない方はヘッダーだけでもキャンペーン用にして、挑むだね。
しかし、”マーケティング” と考えたら、毎月予算を計上して一年間、いや半年位は、固定ページの作りこみを行いながら、やり通す位の覚悟がないと、報われないと思うよ。
クリック単価を下げる事ばかり気にして、重要な問い合わせ・資料請求・契約をのがしたら何のために広告うったかわからなくなるからね。
商売人、100万円つかっても101万になった ♪と考える事も、段階によってはアリだよね。
それとニッチなキーワードを見つけ出し、俺は稼ぐ !!って、手もあるが、最後はあなたのコンテンツ=商品・サービスが認められないとアクセス解析を楽しんで終了!という虚しい瞬間を迎えるからさ。
お金という弾と、提供する商品・サービスという“弾”があっての戦略・戦術としての広告だからね。
クリック率・表示回数とか論ずるより、口座にいくら入金されるか、そこにフォーカスとアクションだね ♪。
では、また。