カウンセラーが稼ぐ方法って?フリーランスで活躍する人

そもそもフリーランスのカウンセラーってどんな人?

臨床心理士や心理判定士など医療機関や教育機関に属して働いたり、企業に雇われて働いたりせずに、独立して仕事をしている人を指す。

 

フリーランスのカウンセラーの働き方

大学院を出て臨床心理士の資格を取得した場合は、医療機関や学校等の教育機関が中心の勤務先となります。
また、一般企業で正社員としてカウンセラー職に就く人もいます。

心理判定員は公務員であり、子供や障害者の心理支援をする仕事です。
よって、しかるべき勤務地ができ、一定の収入は確保できます。

しかし、フリーランスのカウンセラーとしての働き方は上記とは違います。
カウンセリングをする場所・対する人・集客方法も全て自分が考えて具現化しなければなりません。
臨床心理士や心理判定員とは違う努力と苦労が発生する事も少なくありません。
但し、「世の中のため」「人の助けになりたい」等、志のある方は、”自己実現”しやすい職業とも言えます。

 

カウンセリングルームの確保

勤務地=カウンセリングをする場所を確保をする。
この作業が “い のいちばん” となります。

通常はマンションやビルの一室を借りるとなりますが、なるべくお金をかけないで確保するというのであれば、自宅・レンタルサロン・貸会議室・個室のあるカフェ等が候補となります。

では、そのメリット・デメリットを書きだしてみましょう。

 

自宅:のメリット

住んでいる場所をカウンセリングルーム・カウンセリングサロンにするわけですから、なんといっても新たに家賃を計上する必要がない。

 

自宅:のデメリット

1, 生活感・生活臭をご相談者に与えてしまう。

感や臭は人の気持ちに大きく影響を与える事があります。
生理的に受け入れられない。リラックスができない。
よってリピート = 顧客とならない。
というリスクが発生する可能性もあります。

 

2, プライベートな情報を与えてしまう。

住所を第三者に知らせなければならない。
女性カウンセラーの場合は、昨今の世の中で起こる事件・トラブルを考えたら高いリスクとも言えます。
※「カウンセリングを申し込みした人にだけ教える」という方法もありますが、住まいの住所を教える事には変わりありません。

 

レンタルサロン・貸会議室・個室のあるカフェ等:のメリット

その都度の契約となりますので、ランニングコストとならない。経費を抑えられる。

 

レンタルサロン・貸会議室・個室のあるカフェ等:のデメリット

直近のキャンセルが発生した場合は無駄な出費となる。

 

昨今、飲食店での予約無断キャンセルがニュースとなっております。
お客さまが予約申し込みを守るという保証はありません。
気持ちの変化・体調不調・交通機関トラブル・天候悪化等、色々な事項でキャンセルは発生いたします。
その度、レンタルサロン・貸会議室とご相談者との調整をはかる。
お金は入ってこないのに、施設側には支払うという二重苦が発生するリスクがあります。

 

集客方法

臨床心理士や心理判定員とフリーランスのカウンセラーの大きく違う部分は、この集客方法です。
医療機関や学校等の教育機関・一般企業が勤務地であれば、営業・集客というものは、ほぼ無いと言えます。

しかし、フリーランスのカウンセラーの場合は、営業・集客は必須事項となります。
集客のためのアクションをしない・存在を知らせない。
では、存続の危機を迎えるのは、火を見るよりも明らか。
となります。

カウンセラーとしてのスキル・経験も重要ですが、戦略とも言える営業・集客方法の構築が最重要課題とも言えます。

では、どのようにして集客するのか?

別の項、集客方法を改善する。「ちょっとまって! その無料ブログのコンテンツ発信」をご覧くださいませ。

心理カウンセラー他、心の部分を営業品目にしている方が、稼ぐための本当のホント>>

なぜフリーランスになるのか

臨床心理士や心理判定士など医療機関や教育機関に属して働いたり、企業に雇われて働くという事は、想いや自由を優先する事は不可能とも表現できます。
もちろん与えられた環境の中で、喜び・やりがい・達成感は得られますが、志 という部分で仕事を行うという事は無理であり、かつ、組織・団体にとっては適切ではないとも表現できます。

また、臨床心理士や心理判定士などは、大学院を卒業しての取得となります。
時間・お金が潤沢に用意できる者であれば手堅いと言えますが、全ての人がそうとは限りません。

想い・志はあるがお金や時間がない。
このような方は、民間資格取得でフリーランスになるは必然かもしれません。
自営業ですから個の才覚によって、サラリーマンの数倍稼げるチャンスもあります。

しかし、何事も「光と陰」があるのは世の常。

サラリーマンの数倍稼げるチャンスもあれば、生存競争という世界で淘汰されフリーランスとして生活できない。存続できない。という事もございます。

 

「夢だけでは生きていけない・食えない」とも言えます。

 

「得意な事で稼ぐ」という思考なら勤め人。

 

「したいことで稼ぐ」ならフリーランス。

 

ではないでしょうか。

 

活躍するフリーランスカウンセラーの特徴

結論は、「問題を整理する力が長けている」と、「出会いの数の多さ」ではないでしょうか。

相談者が、「私はこれで悩んでいて・困っていて、是非解決策を示してください」と、言ってくれる方ばかりなら良いのですか、なにによって苦しめられているのか本人自体もわからなくなっている方もおりますね。

また、ご相談者の心情や目的も多岐となります。

・インナーチャイルドとの付き合い方がわからない。
・呪縛から逃れられなくて困っている。
・トラウマが解消できない。
・生きている意味がわからない・死にたい。
・ただ単に話しを聞いてほしい。
etc

まだまだ、人間関係・金・異性問題等、陰に隠れている場合などたくさんあるかと思います。

このたくさんある問題全てと対峙して、その全てを解決する。
これは無理とは言えませんが、高いスキルか必要となります。
また体力・気力すなわちエネルギーが必要となります。

しかし、ご相談者自体が「何が問題で何に悩んでいる・困っているかわからない」場合。

絡みあってしまい解決への糸口が見えない状況。

よって解決するために尽力する・示すよりも、なにが問題なのか・なにが解決への糸口なのか整理する。
悩み・問題の交通整理をしてあげる。

この能力に長けている方が多いと思います。

また、活躍するフリーランスカウンセラーは、色々な場所で色々な人と出会っている・会話しています。

損得の営利目的でなく、人の輪に入る・出会う。

これは最高・最適・最善な営業活動です。

心の部分を扱うビジネスなのですから、正論や理屈やパワーばかりでは解決しません。

また、人はこちらの思惑どおり反応しません。

沢山の人と話す事によって「この人は何を伝えたいのか」これが感じられる・わかるようになる。

ロジックだけではなく、現実を見つめ、何を訴えているか感じ、問題の整理をして、ご相談者に言葉で伝える。

これが上手な人が活躍しているフリーランスカウンセラーの特徴とも言えますね。

 

フリーランスカウンセラーの年収

時間料金で一人一人にコツコツ対応してゆくスタイルが基本となりますが、心理学スクールの講師や心理セミナーの講師はもちろんの事、企業と契約して、まとまった契約料金を得ている方もおります。。

また、メディアに出ることにより、出版本の販売部数を上げるという事を実践している方もおります。

個人事業主=フリーランスであるため、収入の格差はかなりあるのが現実です。

 

カウンセラーとしてもっと稼ぐ方法は?

得意分野をつくる

高みを目指す。
個人事業主として活動するのですから、収入アップは大切な要素。
もっと稼ぐためには得意分野をつくる事は必須と思います。

「その道のエキスパート」「○○○○ならあの人だ」等、良いレッテルを貼られることが収入アップに直結いたします。

こんな例え聞いた事ないでしょうか?

「ハイブリット(混合種) な人。サラブレット(純血種)な人」

なでもそつなくこなす人 = ハイブリットな人。
ある部分が他者より一歩抜きん出た人 = サラブレットな人。

どの業界でもそうでしょうが、組織の一員として重宝される人はミスなく・そつなく・敵も作らず。ハイブリットな人です。

しかし、アーティスト・芸人・クリエーター等、個人で人気のある方・稼いでいる方は、「他者より一歩抜きん出た人」が多いのが現実ではないでしょうか。
まさに個人としての才覚がある。アスリートがもっともサラブレットな人と言えます。

 

集客方法を改善する

「ちょっとまって! その無料ブログのコンテンツ発信」

ブログ発信・SNS活用・ポータルサイト・検索エンジンからのユーザー着地(SEO)・ローカル検索(MEO)・リスティング広告(グーグル広告)等、ネットを介して集客する。多数の人が携帯端末であるスマホを持ち、瞬時に必要な情報を得る時代の今では、当たり前の集客方法となっております。

この数あるネット集客の中で、手軽で無料で行えるのが無料ブログによるコンテンツ発信です。しかし、この無料ブログのコンテンツ発信にはメリット・デメリットが存在いたします。

 

メリット

いいね・ペタ・コメント・メッセージなど意思表示やコミュニケーションツールの充実している無料ブログは、フリーランスカウンセラーの “人となり” を伝える・わかってもらには最適なツールです。
いわゆるファン・未来のお客さまを作るのに適しているツールとなります。

 

デメリット

SEO(検索エンジン最適化)に不利。
コンテンツSEO = ユーザーが検索する時の検索語句を想定し、その検索語句と整合性のあるコンテンツを発信し、検索エンジン上位表示を達成したのち、着地したユーザーをご相談者にする手法。

いわゆる必要だから検索している人をお客さまにする。となります。

しかし

 

Googleは、上位1ページ目には同じドメイン内のページを2つ以上表示させないという制限があり、もし同じサービスを使う他ユーザーとコンテンツの内容が競合していた場合SEO的に不利になるといったこともあります

 

いわゆる

同じカテゴリーで同じアイテムで複数のコンテンツがある場合、同一ブログ内で勝ち残った上で、今度は検索エンジン側の評価を受けた上でのインデックス = 表示となるからです。

このようなデメリットのある無料ブログの活用より、ワードプレスでのコンテンツ発信をお勧めいたします。

サーバーと独自ドメイン(.com .net 等)を契約する必要がありますが、サーバーレンタル料金年間5,000円程度。独自ドメイン年間使用料金1,900円程度。(さくらレンタルサーバーの場合)

年間ランニングコスト7,000円程度となります。

その他、サーバーへのワードプレスシステムのインストールという作業がございますが、当方のような格安制作業者であれば35,000円程度でコンテンツSEOに適した、ワードプレスサイ;

ブログを書くのがあまり好きでない・苦手・時間がない。

そのような方は、リスティング広告(グーグル広告)をお勧めいたします。

いわゆるお金を払い、検索上位ぺージの広告枠に表示してもらう。となります。

ユーザーが広告をクリックしたら課金されるシステムとなっており、ワンクリック単価数十円~数百円の設定となっております。

 

メリット

数字によって現実がハッキリと現れますので、成約はもちろんの事、今後のコンテンツ制作・Webマーケティングに必要なデータが蓄積できます。

 

デメリット

ある程度の期間継続しないと、安定した契約件数を確保しにくいため、広告費としての投資額は用意する必要があります。

ワードプレスでのブログコンテンツ発信 + リスティング広告の活用。

まずは、この2つを実行をしてみたらいかがでしょうか。

 

企業や行政からの講演を獲得する

企業や行政からの講演を依頼されるためには、知名度・好感度・人脈・タイミング・実績。

そして運も必要となります。

誰でも獲得とはゆかないのが現実です。

しかし、最初から諦める必要はありません。

ある程度の経験と実績がある方なら、ダメ元で自分からアクションです。
企画書を作成して面談申し込みや、地方自治体のイベントに参加して名刺交換をするなど、地味な活動が効果を出すことがあります。
すぐに講演依頼を獲得と考えず、その時に自分の名前や顔を思い出してくれる関係・環境を作る。

自分ができる事を積み上げる。沢山の人と縁を持つ。

これに尽きると思います。

 

テレビやマスコミを使ったブランディング

あの人テレビ出てた・あの先生マスコミに取り上げられていた・あのカウンセラーのコラムは面白い。

そう言われたら著名人。

ご相談者が集まるのは言うまでもなく、カウンセリング料金の単価をアップもできるでしょう。

インターネット全盛の時代でも、テレビに出る = 著名人という構図は、良い・悪いは別として、我々庶民の間には根強くあります。

また、著名人 = 有名・優秀なカウンセラーと思う方も少なくありません。

効果絶大となります。

ならば、テレビやマスコミを使ったブランディング を仕掛けない手はない。

しかし、人脈もなければお金もない。

であれば、自分が放送作家になったつもりで、番組企画書を持ちこむの手。

もちろんフリーランスのカウンセラーが作った番組企画書が、一発で採用されることなど、無いに等しいかもしれません。

だが、テレビやマスコミは日々ネタ探しをしているのは事実。

放送局やマスコミのWebサイトには、情報提供の窓口が必ず用意されております。

企画書と言わずとも、動画でもPDFでも担当者に届けるということ自体は、そう難しくはありません。

 

ポイントはご時世にあった活動や実績を見せて、「いける」と思っていただけたら、その確率は高くなります。

まずは、スマホで動画を撮り、ユーチューブにアップこつこつアップして、時折そのURLをテレビやマスコミの担当者に届け見てもらう。

 

そこから始めたらいかがでしょうか。

 

まとめ

フリーランスのカウンセラーとしてより活躍の場を広げ、年収アップを目指そう

人と心と接するのがカウンセラー。

フリーランスのカウンセラーがより活躍の場を広げ年収アップを目指すのであれば、より多くの人と会い、より多くの人と縁を持つ。

これが重要ではないでしょうか。

ネット・Webはツールの一つ。お金を払ってくれるのは人。

ならば、営利目的だけではなく「人と会い・人と接する」が結果収入UPにつながる側面もあります。

どんなに高いスキルを持っているカウンセラーであっても、「なんだか近寄りがたい」「正論ばかり押し付ける」「生理的に受け付けない」など思われたら年収アップは夢のまた夢。

また存続の危機ともなります。

当面はお金にならない仕事でも、時間の許す限り人と接する。

未来を見据え、でられる場所であれば、小さなコミュニティーである街のイベントなどでも、積極的に参加して無料カウンセリングを実施する。

 

もう一度言います。

人と心と接するのがカウンセラー。

ならば、どうしたらその ”人” とより多く出会えるかを考え、ツールであるネット・Webをご活用くださいませ。

そうすれば、後からではありますが、お金はついてくると思います。