“もっともな話しなんだけど、君、鼻毛でてるぞ”
グーグルの検索窓に「ウェブマーケティング」と打ち込む。
さすれば、約 5,660,000 件と表示される。
ウェブで稼ぐ「約 2,540,000 件」。
コンテンツマーケティング 「約 18,400,000 件」表示される。
凄い数のコンテンツ=記事がアップされている。
それだけのネタになっているという事は、需要があるという事。
表現を変えれば ”お金” になるコンテンツとも言える。
内容はと言えば、SEOを意識したコンテンツのため、3,000文字を超える長々した記事。
最後はこれ使ったら・このサービスを受けたら、心願成就ってな感じ。
テクニカルな事や概念は色々。
しかし、なんとも違和感のあるコンテンツが多い。
なにが違和感なのか考えた。
答が出た。
「あっちの・・・ 武勇伝を話す男が、長い鼻毛を出しながら語る」
そんな感じ。
参考にしようとしても、鼻毛が気になり入ってこない。
ふむふむと聞いていても、鼻毛が全てを偽りと虚構と思わせる。
これだよ。
サラリーマンなのに、会社経営についてうんちくを語る。
悪い借金をしていると噂されている野郎が、「儲かる話し ♪」とほほ笑む。
大学受験の経験がない君なのに、子供の大学受験必勝法を酒の席でのたまわる。
リアルなわたくしの棲む世界でも、少数だが存在する。
これが変な感覚・違和感なんだと思う。
マーケティング・必勝法は ?
と、聞かれたら、
「商品・サービスを、私ならび当団体から買う・受けるメリット・魅力を訴える」
で、良いのだろうと思う。
「私とご縁をもつべき」なぜならば、「魅力あるだろ」とも表現できる。
個人商店ならび、小規模メーカー・小売店なら尚更、その商品・サービスの”華”ある部分を認識し、表現する事が最重要課題と考える。
“優れている商品・サービスを作れ”という事と、その”アピールをしっかりしろ”となる。
しかし、これで終わらせるとコンテンツにならない。
いや、コンテンツを金に換えることができない。
ゆえに、テクニカルな部分にフォーカスを当てて、長々としたコンテンツにする。
だから、もっともな部分のある話しなのだが、違和感を払拭できない。
と、こうなる。
「やっぱり貴様、鼻毛がすんごく出ている」
時は移ろい、世は流れ。
人々の働き方も変化する。
ライフスタイルもまたしかり。
しかし、無理や虚業、偽りの多い生き方を続けると、必ずと言って良い程、何かに・何者かに持っていかれる。
会社を持っていかれ、家庭を持っていかれ、命すら持っていかれる事もある。
自分も含め、自分の生息する世界の住人を見て感じ、真 そう 思う。
「プロセスはいいからさ、結論頼むよ」と言われたら
「やっぱり貴様は鼻毛がボウボウだ」と答えよう。
やはり、ネットの世界は、玉石混交 ! という言葉がピッタリだ。