猫しか通らない 裏通りの路地に 店をオープンしてどうするの ?
戦略なくしてウェブサイトを制作するって事は
そういう事かもしれませんね。
デザインに凝りたい。
稼ぎたい。
気持ちはわかりますし当たり前。
しかし、ホームページ・Webサイトって見てもらわなければ無用の長物。
いや、名刺代わりか。
景気の良い世の中ならそれでも良いだろうが、個人・小規模法人で今時そんなもの作っていたら、会社・店、アっ! と言う間に潰れます。
いや、改めジリ貧になりまよ ね。
コンテンツ・マネジメント・システム=CMS=WordPress
コンテンツ=テキスト・画像を用い有益な記事を作成し、インターネットという世界にアップロードし、見てもらい商売につなげる。
そう、それなんです。
それなのにコンテンツをあまり作成しないとか。
やれどこそこ行ってきましたとか。
うちの会社の側のさくらが綺麗ですとか。
コーポレートサイトなのに、そんなのアップしてどうするの?
なら、アメブロとかの無料ブログで良いのでは?
個人・小規模法人でも、やる気・継続力・志、そして少しのテクニカルな事をすれば、検索上位にもインデックスされるチャンスを与えてくれるのがWordPress。
グーグルさんも「WordPressは好ましい」と言っている。
だったら、フル活用して投資額を回収するが商売人。
◊ウェブサイトは制作するものではなく、見てもらうもの ?
もちろん女性がターゲットとなるので、可愛いサイト・綺麗なサイト、とか配慮とコンセプトを明確にするのは必然ですが、まず見てもらうための戦略が必要・必然・必定です。
WordPressは全部同じではない。
100m14秒台でしか走れないのに、オリンピックに出ると言う。
軽トラを改造して、F1レースに参加するという。
言うは自由。
自分の甲斐性でやるなら、問題なし。
ただ、残念 と陰口を言われるだけ。
ウェブサイトもまたしかり。
グーグルのクローラーが巡回しにくい構造のWordPressサイト。
表示速度が3秒もかかるWordPressサイト。
他にも色々ある。
WordPressというものは、一つではない。
WordPressと言っても、人間と一緒。
出来の良いのもいれば、悪いものもいる。
◊適切な、いゃ、”お金になるキーワードを見つける”
仕掛けよう・稼ごうと思っている側と、純粋に情報を検索している人との解離はある。
かなりある。
わたくしが経験した事で言えば、ジュエリーショップのSEOを行う場合。
指輪・ネックレスの作りかえを ”ジュエリーリフォーム” と申します。
しかし、このスマートなキーワードを見込み客である検索者が、そのまま打ち込んでくれるか?
“住宅リフォーム” なら浸透しているワードとなるが、ジュエリーの場合はそうでもない。
もっと泥臭い、いや、ピンポイントのどんズバの”アクセサリー作りかえ” “指輪作りかえ”の方が、有利・お金になるという事がある。
このキーワードは、グーグルのキーワードプランナーで調べれば、だいたいわかる。
人気のキーワードは、クリック単価=ワンクリックされた時の料金が高い。
いわゆる需要があるものは、高いとなる。
◊では、人気のある・需要のあるキーワードを選んだらよいか?
では、検索してみよう。
結果、表示件数 19,000,000 なんて出てくる。
もの凄い表示件数である。
そのライバルを押しのけて、1ページ目はともかくとして、2ページ・20位内に表示されないと、お金にならない・商売につながらない、ともなる。
戦略なくして制作したWebサイト。
ちっともお金を稼がないWebサイト。
だからSEOでもかけたろか !って思っても、時間とお金を浪費するだけ。
やはり、それ用に制作しないと競争には勝てない。
100m14秒台でしか走れないのに、オリンピックや世界大会に出場は、やはりナンセンス。
だが、何事もアクションを起こす事は、時間とお金がかかるのが、必定。
ならば、抗ってみるか !
・サイトの内部構造の見直しをきちんとする。
・自分の商売が生きる・自分のサイトとシンクロする、キーワードを見つける。
それが、良いかもしれないと考える。
◊ロングテールキーワードという概念
キーワードにもざっくり分けて2種類ある。
例えば「貸し会議室」というのと、「貸し会議室 新橋」という、地区を入れたものだ。
「やきとり」というのと、「やきとり 下北沢」でも、そうですよ ね。
また、「焼き鳥 炭火焼」ってのも、それですね。
ようするに、人気・スタンダードなキーワードの後に、あなたの地区を入れたり、こだわりの商売のセールスポイントをくっつける。
これが ”ロングテールキーワード” と、言われているものですね。
実際に検索してみると、ライバル=表示件数が全然違う。
単語一個=ビッグキーワード(ざっくり言うと)と、ロングテールキーワードでは、桁が違う。
もちろん、ビッグキーワードの方が見込み客がうじゃうじゃいるが、「やきとり」食べに、横浜から下北沢まで、そうしょっちゅう来てくれない。
ならば、商圏は狭くなるが、”ある一定の商圏をキッチリ抑える”という、考えも有効と思う。
また、”こだわりの嗜好”を武器とし、シンクロしてくれるお客様を囲い込む、という思考も商売の考えですね。
身の丈にあったビジネス。
良い意味での、「今自分ができる事をする」という事も大切かもしれませんね。
いや、個人及び・小規模法人の選択する思考・商売理念とも言えますね。
◊検索ロボット・クローラーが通りやすい内部構造にする。
「WordPressSEOに良いから」と聞き、作った。
「ブログをアップすると、検索エンジンに表示=インデックスされると小耳にはさみ」作った。
だが、現実は、「なに食べた」「どこそこ行った」などのコンテンツばかり。
芸能人ならいざ知らず、その辺のオッサン・おばさんの日常をアップしても、よっぽどのマニアックな方以外は関心を示さないのが、現実。
ようするに、
「猫しか通らない 裏通りの路地に 店をオープンした」状態になっている。
ダメだよね。まずいよね。どツボだよね。
改善しよう。そうしよう。
では、どうする?
答は色々あるが、まず最初にすることは、「このWebサイトをどう使用してどうお金を稼ぐか」と言う事を改め考える。
当たり前だけど、これをきっちり考えている人って、多いとは言えないのが現実。
◊戦法・手法
A,インターネット広告・グーグルアドワーズで宣伝用にする。
B,検索上位表示をあくまで目指し、SEOを行う。
C,ポスティング・ミニコミ誌の広告・ポータルサイト登録での反響用とする。
♦Aのためのリニューアル方法
グーグルアナリティクスでアクセス解析をいたしております。
お取引先様と当方のものを含め、この数年日曜日以外エブリディ。
そうすると、3分以上サイト内に滞在して頂いている人のなんと少ない事か。
このアナリティクスのデータは、そのまま見えたまま受け取るのは正確ではないのですが、ようするに3分も居てくれない。
となります。
よって短期間のアドワーズ広告の場合の、お金のかからない手法としては
・”大型ヘッダー”を搭載してアイキャッチの確保。
・階層を深くしないで、クリックをあまりさせないで完結させる。
※縦長のランディングページのようにする。
特にアクセス解析でモバイルユーザーが多いWebサイトとデータが出た場合は、上記の二点を行うだけで、アドワーズを見ての電話が増えます。
Bのためのリニューアル方法
・重たい画像を削除し、多少ビジュアル的に難があっても軽い画像に差し替える。
・必要最低限のプラグインだけ残し、後は削除。
※WordPressインストール直後の状態・なんの余分なプログラム・システムがない状態に戻す。
・WordPress公式テーマにする。※無料
・参考記事・
♦Cのためのリニューアル方法
・固定ページの作りこみ(充実させる)
・テーマ(ワードプレスの外観)を扱っている商品とイメージをイコールにする。
以上、ざっくりですがお金のかからないリニューアルはこんな感じではないでしょうか?
しかし、「執着は身を亡ぼす」と、日本古来からの言い伝えがございますように、お金で解決できることはお金で解決した方が、結果利益がでるまでの時間は早いです。
「猫しか通らない裏通りの路地に店を出した者」は、駅までの一直線の道をこしらえるか、広告宣伝に多額のお金を使うかになりますね。
それか・・・。
では、また。
SEO 見える・可視化された、これからの検索エンジン最適化は 「コンテンツSEO」>>